遺言・相続講演会・相談会報告(阪神支部 横谷一雄)

 

 

2016312日 尼崎市中小企業センター 5階会議室

 

講演

 

312日(土)14時から、尼崎市中小企業センターの5階会議室で講演会・相談会を開催しました。3月中旬とは言え寒い中、2名の方のご参加を頂きました。

 

参加された方々は講演を熱心に聞かれていました。講演の中では、聞きなれない言葉に対して熱心に耳を傾け将来の不安を解消しようとする姿は参加したNPO会員の行政書士の励みになったことだと思います。また、講演会後の個別相談にも1名の方が残られました。遺言・相続について関心が高いことを改めて実感しました。

 

また、個別相談をされなかった方も、遺言・相続に対する思い込みが、専門家の講演を通じて誤っていたことに気付かれたようで、遺言・相続に対して真剣に検討する良い機会になったと思います。

 

 

 

会場

 

講師は暮松春夫理事長で、「はじめての「相続」Q&A」を補足資料に用い、配布資料にそって2時間近く講演を行いました。講演会の中では随時、「ご質問はありませんか」という問いかけをしながら話が行われました。出席者からの質問はありませんでしたが、真剣な眼差しで聞き入っておられることが窺えました。

 

今回は「市報あまがさき」3月号や、読売新聞、神戸新聞、などに講演会の案内が掲載されました。多くの方がこうした案内を通して講演会のことを知り参加されました。この日は新人の行政書士も含め、NPO会員の行政書士15名が参加し、個別相談などに当たりました。講演会の後、約30分の個別相談会を終え、閉会いたしました。

 

 

 

来場者の声

 

相談会に参加された方々は複雑な事情を抱えておられたようで、限られた時間の個別相談会だったため、十分に応えられたのかと思いますが、相談されたかたからはありがとうのお言葉を頂き癒される思いでした。

 

また、個別相談されなかった方からは、帰りのエレベーター前で少しお話をお伺いしましたが、専門家の正しい知識を知ることができ良かったとの言葉を頂きました。

 

このことから、行政書士の役割の重要性の再認識と、複雑な事情を抱えておられる方にとっては何度でも気軽に参加できる講演・相談会の継続を通じて、社会貢献できるNPOでありたいと思います。