神戸市垂水区講演会報告

担当:斎藤聖一

 

2020年1月18日(土)14時から1630分まで、神戸市立垂水勤労市民センターの3階・第3会議室に於いて、遺言相続支援センター主催、神戸市後援の遺言・相続・成年後見についての講演会・相談会を開催致しました。

寒さが若干和らぐ気候の中、6名の受講者と10名のNPO会員が参加した講演会となりました。 定員20名の会議室は、ほぼ満杯の状態でした。

講師は、暮松春夫理事長で、当NPOセンター設立の趣旨・目的から開始、遺言のない相続は、相続人間の争いごとが頻繁に起こっている実態を紹介し、遺言の必要性を強調されるなど、受講者にとって、遺言・相続問題の重要性を認識して戴くことから、スタート致しました。

先ずは、法定相続の順位から、欠格と廃除の違い、生前贈与を受けた場合の特別受益者の取扱い、被相続人と特別な関係があった場合の特別縁故者のお話し、相続における単純承認、限定承認、相続放棄の判断の重要性等、事例を交えたお話しをされました。

後半は、遺言書の種類と公正証書遺言の優位性、遺留分等のお話し、加えて成年後見制度、家族信託制度の紹介、最後に相続法の改正概要について、お話しをされ講演会を終えました。 尚、講演会後の個別相談は2件ありました。

 

遺言・相続問題は、今後もそのニーズは、極めて高く、我々当NPO会員の活躍する機会は、増々高まること必須です。当NPOは、顧客の期待に適切に応えることのできる遺言・相続問題のプロとして、日夜自己研鑽に励み、皆様をお待ちしています。